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台風6号の大波

2004.06.21 update
(2004.6.19現在)

台風六号の波が石垣島に届いています。
私は、波が崩れていく様を見るのが大好きで、特に今回のような大きい波を見ると興奮状態に陥り、より美しく迫力ある波が見られる場所を求めて東方西走する習性があります。

美しい波を見るにはいくつか条件があります。
一番大切なのは風。岸から沖に向けて吹くいわゆるオフショアが一番で、海から岸方向に吹く風だと、風の影響で海面が荒れて美しくありません。
無風または岸から沖に向けて吹くオフショアの条件では、フラットで静かな海面に沖からうねりが幾筋ものラインになって押し寄せ、徐々に角度が鋭く立ち上がっていきます。波の上端は今にも崩れそうに白くひらひらと飛沫を上げ、ピークから一気にエネルギーを放つようにチューブを巻いて崩れていきます。
第二の条件、地形が整った場所では、さらにピークに続く左右が長い波の壁が立ち上がり、中央から左右にゆっくりとチューブを巻いて崩れていきます。条件が整った時には1本の波が崩れ去るまでに20秒くらいかかる時もあります。

第三の条件はやっぱり大きさ、大きな波は何と言っても迫力があります。見ていて気持ちが「スカッー」とします。石垣島の周囲は浅いリーフに囲まれて、波が割れるリーフエッジまでは岸からだいたい1Km位あります。写真の波は1Km先の波をデジカメの望遠で撮ったのですが、なんせ遠いのでスケール感が伝わりませんが、8メートル位の高さがあり、崩れる様はゆっくりとスローモーションのようです。大きな波はこのスローな動きが、美しく、たまらんのですよ。
(株)シーピーファーム
代表取締役
阿出川 隆之
阿出川 隆之

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