群れ
2004.04.21 update
昨日テレビを見ていたら、江ノ島水族館がリニューアルオープンしたニュースを見かけました。
見所は大水槽を泳ぐイワシの群れなのだそうで、その映像に食い入るように見入ってしまいました。それはそれは見事な群れが水槽内で繰り広げられているのです。
無数のイワシが大きな塊となって、それがまさにひとつの巨大な生物のように見る見る形を変えていく姿は、もの凄い美しさ・・・究極のアートと言えるでしょう。じっくりと腰を据えて何時間でも眺めていたいものです。
鳥も良く同じ様な大群を造りますね。ムクドリとかスズメとか。
これらの群れの面白いところは、誰かリーダーがいて、その動きにみんなが付いていく、というわけではなく、全ての個体が同時に動くところにあります。
動きの先頭に立つ個体は、群れが向きを変える度に次々と入れ替わり、それに続く魚も決して先頭のリーダーの動きを見てそれに続いている訳ではないようです。もしそうだとすれば、巨大な群れでは少なからず情報伝達にかかるタイムラグが生じて、先頭から最後尾に至る動きの時間差が見られるはずですが、実際には全ての個体が全く同時に向きを変えるのです。
ここには、私達の感覚では知り得ない次元での意識の交流があるのではないかと僕は思います。潜在意識とかそれよりも深いところにあるもので、個々の意識全体が繋がってひとつの生き物のように機能するテレパシーのようなものでしょうか?だって、どう見てもあれは、バラバラの個の集まりではなく、ひとつの生き物の動きですよ。
でも、よく考えてみれば、我々もみんな繋がっているはずですよね。同じ地球上に生きる命は、全て深いところで繋がっているひとつのものであるが、我々の意識は普段それを感じることが出来ないという事でしょう。
例えば身近な所では、相手の悪口をいつも思っていれば、それは口にせずとも間違いなく相手に伝わるんですね。逆に相手の良いところに感謝していれば、それも間違いなく伝わります。言葉ではない、どこか深い所で全て相手に伝わり、また自分に還ってきます。
僕は殊に最近、このような目に見えない繋がりや交流を確認するような出来事が沢山あって、人と人、また人と自然、自分を取り巻く環境など全てが自分の意識の延長にあると考えるようになりました。
自分の考えが全てを造るという事で、自分が変われば世界が変わると言うことですね。
イワシの群れから思わぬ所へ話が流れ着きましたが、こういう意識の変化は僕だけのことではなく、社会全体がレベルの違いこそあれ、そういう方向へシフトしていることを常々感じる今日この頃です。
(株)シーピーファーム
代表取締役
阿出川 隆之 |
 |
 |
やえやま便り
C.P.Farm サイト コンテンツ