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ライブロックとは?

ライブロックとは

ライブロック
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ライブロックとは、サンゴ礁の美しい海底の石のことで、そこには長い時間をかけて沢山の小さな海洋生物が生命の基盤を作り、それぞれがサイクルとして関係しあった、文字通りライブロック(生きている石)です。
状態の良いライブロックを環境の整った水槽の中に入れて1〜2ヶ月もすると、様々な種類の海藻が芽吹き、小型のケヤリ、サンゴ、カイメン、また沢山の穴の中からはエビ、カニ、シャコ等の甲殻類、ウミウシ、タコ、小型ハゼ等の魚等々、何が出てくるかわからない驚きと発見の玉手箱となり、まさに海の一部をそのまま部屋に持ち込んだような世界をアクアリウムの中に創りあげる事が出来ます。
また、同時にライブロックは強力な環境浄化機能を持ち、輝くように透き通った海水の中で、サンゴや魚達を、従来までどうしてもたどり着くことの出来なかった最高の状態に導いてくれるのです。

ライブロックと生物の多様性

最高の環境を造り上げるために、大切なポイントは「ライブロックに生息する生物の多様性」です。どれだけ沢山の種類の生物群がライブロックに生きているかという事です。
ナチュラルシステムにおけるライブロックの働きを解釈するとき、その表面での硝化作用、内部の嫌気域での反硝化作用がピックアップされがちですが、デッドロック化した生物層の貧弱なライブロックや、セラミックやサンゴ片の濾材ではナチュラルシステムが成り立たない事は明らかで、その違いはバクテリアとは別の「生物の多様性」にあるわけです。

何故、ライブロックに棲む微細な生物群が、これほどまでにリーフタンクの環境改善に劇的な効果を及ぼすのか、詳しいことはわかっていませんが、多種多様な生物がお互いに関係しあって限られた環境の中で不思議なバランスを創っていく事が、ライブロックの不思議さであり、水槽環境を良くするための強力な機能に結びつく事は間違いないようです。
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初めてリーフタンクを立ち上げる初心者が陥りやすいミスも、ライブロックに問題がある失敗が大半を占めるのではないでしょうか。
海水魚ショップを見て回ると、ライブロックとは言えないような代物を頻繁に見かけます。ライブロックに生息する微細な生物は、非常にデリケートな生物が大半です。流通経路の途中で1カ所でも劣悪な環境に置かれれば、それらのデリケートな生物は耐えられず死んでしまいます。バクテリアのように1種類の生物の数が減るのであれば、その後の環境次第で増殖させることができますが、種類数が減ってしまったものはもとには戻りません。従って輸送から飼育まで一貫してあるレベル以上の環境を維持して、厚い生物層を保ったまま飼育することが必要になるわけです。
ライブロックはナチュラルシステムを支える土台であり、多様な生物層を持つ良質のライブロックを用いたリーフタンクは思いのほかタフで強靱なシステムで、よく思われがちな「ナチュラルシステムは微妙なバランスの上で初めて成功させることが出来るデリケートで傷つきやすいシステム」という観念は間違いです。
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